佐々木 静代様【モニターとしてお作りいただきました】
■ご職業 出版社クオン、ブックカフェ「チェッコリ」宣伝広報 担当
■韓流歴 15年(2019年現在)
■人生の転機となった作品 『美しき日々』
完成版を手に取った時の感想を教えてください。
自分の「韓流ストーリー」がこうして1冊に形にまとまっているのは
照れくさくもありましたが、感動でした。
インタビューでお話しをされてみて、楽しかったこと、良かったと思ったことがあれば、教えてください。
お話をしているうちに漠然と「好き」だと思っていたことが
頭の中で明確になったり、
振り返るなかでは、案外飛び出してこないエピソードもあったりで、
自分のなかの思い出の強弱もよくわかりました。
人生初の振り返りですから、思い出すだけでも大変なので、
事前に好きなドラマのランキングなどを質問いただき、
回答していたのは役に立ちました。
「インタビュー」「年表」「ベストドラマ10」「Dramaなび(韓流追っかけ日記)」「想い出アルバム」など、さまざまなコーナーがありますが、印象的だったページがあれば教えてください。
思いつくままに話したことを、
とても上手くまとめてくださったインタビューはもちろん嬉しかったです。
思っていた以上に印象に残ったのは「Dramaなび」ですね。
韓流雑誌のライターのみなさんだからこそ、作っていただけたコーナーですし、
「にわかヒロイン気分」を味わえましたので。
この“韓流自分史”を周りの方におすすめするとしたら、どんな方におすすめしたいですか?
私はミーハーで次々に思いを寄せるスターが変わっていますが、
ずっとひとりのスターを追い続けていらっしゃるファンの方々は、
その年月をひとつにまとめていただけるのは、
かけがえのない思い出の品が作れるのではないでしょうか。
ぜひ、そんな方の「韓流ストーリー」を私も見せていただきたいです。
柳生 啓介様【モニターとしてお作りいただきました】
■ご職業 俳優(劇団前進座)
■韓流歴 16年(2019年現在)
■人生の転機になった作品 映画『JSA』、『ホジュン~宮廷医官への道』
韓流をテーマに自分史を作ろうと思った理由を教えてください。
ちょうど俳優になって30年、
また韓流ファンになって15年という節目がありました。
自分の生活や仕事も変化したことがあり、
何のために、誰のために芝居をするのかということを
考えるようになった時期です。
昔は、とにかく芝居がしたい、
有名になりたいと考えていましたが、
韓流に出会ってから、社会的役割や、
自分が芝居をすることで人の役に立ちたいということを考えるようになりました。
そんな自分の心の支えになってくれたのが韓国ドラマです。
自分のこれまでの人生に韓流がどんな役割を果たしてくれたのか、
振り返ってみるのも悪くないな、と思ったからです。
自分自身の俳優としての生き方を、韓流というものさしで測ってみよう。
そんな思いから、作ることを決めました。
インタビューを受けている間は、どんな気分でしたか?
頭で考えたりしていても、
口に出したり、文章にしたりすることはなかったので、
質問してくださる中なかで「あー、このドラマ見たな」とか
「このタイミングで韓国に行って、韓国の人に助けてもらったんだった」などと当時を思い出し、
頭の整理にもなって、
日常生活の中であらためて
韓流が大きな位置を占めていたということを再認識しました。
韓流のプロフェッショナルの方に話をじっくりと聞いていただくことで、
打てば響くというか、ドラマのタイトルも、俳優の名前もストーリーも、
ぱっと出てきて助かりました。
話しているうちに、さらに記憶が蘇ってきて、
そこからまた話が盛り上がり、とても楽しい時間でした。
出来上がった感想はいかがですか?
インタビューに答えただけで、
こんなに立派な本になると思わなかったので嬉しかったです。
韓流と歩んだ日々だけでなく、
自分が生まれてから今日までの記録に
しっかりとなっていたのがまたよかったです。
年表も丁寧に緻密に作っていただいて、
とても感動しました。
せっかくこれだけのものを作っていただけたので、
これまで自分を支えてくれた方々にも差し上げようと思い、
増刷をお願いしました。