韓日翻訳者へのリスペクトが止まりません

ここ数日、こもりっきりで韓日翻訳者さんと一緒にお仕事する機会があったのですが、

プロの手腕をまざまざと実感することとなりました。

 

もう、全身全霊でリスペクト~!

 

 たとえば、

この韓国語にはこの日本語をあてるしかないだろう
と思っていた部分も、
「えええ! こんな表現があったか!!!」
とびっくりさせられることの連続でした。

 

その方に、韓日翻訳の難しさをきいたところ

 

最大の罠は

「原文に引きずられそうになること」

だそうです。

 

そのまま訳しても、

確かにそれで意味も通じるし、

日本語としても合っているけど、

そこをいかに、シチュエーションに合わせて、

もっともピタリとハマる、より日本語らしい表現に

置き換えることができるか、

がプロの仕事なのだ、と。

 

文章翻訳であれば、単語選びだけでなく、文によくあるプツプツと刻むような文章を、

いかにリズムよく、流れるように読ませるか、ということも。

 

字幕の場合は、文字数制限があるため、なおさら頭を悩ませますよね。

 

時代小説なら、口調をどのようにして、用語はどこまで訳し、

どこまで原文を生かすのか、調べ物だけでも果てしない…。

 

ドラマ字幕の最大の難関は、

かの有名な「ウリ우리」「チャギ자기」「オッパ 오빠」問題!

 

単語を聞くだけで、その関係性が分かるザ・韓国的単語だそうです。

ほかにも語り尽くせない難しさがいっぱい…。

 

語学力は、当たり前ですが、何よりも

日本語のエキスパートであらなければならないとおっしゃっていたのが印象的でした。

 

カッコいい~!!!