【釜山・慶尚道の旅レポ④~金海で世界遺産の金官伽耶(カヤ)遺跡巡り】

【釜山・慶尚道の旅レポ④~金海で世界遺産の金官伽耶(カヤ)遺跡巡り】

 

2日目の午後。

 

晋州城と博物館、そして晋州冷麺を堪能したあとは、

✅晋州バスターミナルから金海市へ移動

✅世界遺産・金官伽耶遺跡・古墳巡り💜

✅フィナーレは、国立金海博物館

 

というわけで、

午前は朝鮮時代、午後は古代の伽耶をテーマに散策です。

 

実際に歩いてみてわかったこと。

金海エリアの伽耶遺跡は、

バスターミナル、そして隣接する軽電鉄・鳳凰駅から

すべて徒歩圏内に集中しているということ。

(空港からも激近)

 

エリアは、遺跡公園や美観地区のように整備されていて、

 

✅伽耶人の住居や高見やぐら、高床式倉庫が並ぶ鳳凰洞遺跡公園

✅韓国ドラマ「鉄の王キム・スロ」の主人公、金首露王陵

✅ユネスコ世界遺産に登録された大成洞古墳群&博物館

✅国立金海博物館

をイッキ見することができました。

 

このなかで気に入ったのは

ぶっちぎりで、大成洞古墳博物館!

 

約400年にわたる伽耶支配層の共同墓地から

出土した遺物を惜しみなく再現してあり、

時代を経て、木棺から石棺に移り変わっていく墓の変遷が一望できたり、

実物大の古墳内部の復元

人骨から復元した伽耶人の姿など

ジオラマ、模型、デジタルアートなどを通じてみることができました。

 

伽耶は鉄の産地としても有名で、お墓の副葬品から

鉄がゴロゴロと出ています。

 

また、そこから、日本特有の巴形の青銅器も出土していて、

伽耶の鉄をもとめた日本(倭国)との交易関係も裏付けられるそう。

 

このころから、日韓交流は始まっていたのだと思うと…

ワクワクしました~。