本日、
映画『#ハルビン』ジャパンプレミアを取材してきました~!
安重根役のヒョンビン、ウ・ミンホ監督、伊藤博文役を演じたリリー・フランキーさんが登壇しました。
この映画は、日本統治下の朝鮮で独立のために戦った義士・安重根の姿を描いた作品。
日本人にとっては重いテーマかもしれませんが、登壇者のまっすぐな言葉に触れて、
「他者の視点、相手の立場で考えること」
のきっかけを与える、
意義のある作品だなと感じました。
ヒョンビンさんは、
終始真摯なコメント。
ラトビアやモンゴルの大自然の中で過酷なロケをしたことも、
「辛いというよりも、当時の人たちはこうだったんだろうと想いを馳せることができ、むしろ演技の助けになった」
と、覚悟と敬意が、全身から滲んでいました。
一方で、リリー・フランキーさんは、終始ユーモアたっぷり。
正直、伊藤博文を演じるって、日本人として勇気がいりそうですが…。
本人いわく、
「ヒョンビンとの共演、誰も断らないでしょ。みんさんもそうでしょ(笑)」とさらり。
そして、
「今日はマスコミがきているから、書きやすいエピソードを披露しますね」
と、
“ヒョンビン神対応”エピソードを教えてくれました。
ある食事会で、韓国語が飛び交う中、黙っていたリリーさんの手に、
ヒョンビンが、机の下からそっと手を重ねて
「リリー、Are You Ok?」と。
「いや~、そんなんされたらさあ…」
と、”乙女になっちゃった現象”を暴露。
それに対してヒョンビンは
「じつは下心があったんですよ。僕はリリーさんのファンだったので」
と、これまた先輩を立てる、素晴らしい日韓友好ぶりでした。
ヒョンビンさんを表すなら、
強くて静かで優しい
そんな印象でした。
メガホンを握ったのは
「KCIA 南山の部長たち」「インサイダーズ/内部者たち」
のウ・ミンホ監督です。
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『ハルビン』、7月4日(金)新宿ピカデリーほか全国公開。
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配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス